受書の書き方は目録に合わせる

受書はいわば結納に対する受取り書か領収書のようなものです。

昔のしきたりどおり仲人が、両家を往復して結納を交わす場合は両家とも受書を用意します。

ホテルや料亭などで両家、仲人が一堂に会して行う場合は、その場で受取りが確認できるため受書は省略してもかまいません。

関西のように、男性側からのみ結納を納める場合は、受書は必ず必要です。

受書も目録と同様、本来は奉書紙に筆を使い自分で書くものですが、市販の印刷されたものを使用する人が増えています。

その場合、これも目録と同じなのですが、最初の一行目が空白になっていますので、ここには「御帯料壱封」または「御袴料壱封」と書き込みます。

「御帯料」については目録に「小袖料」あるいは「御結納料」となっていれば、それに合わせなければなりません。

末尾の「右之通り幾久敷目出度受納致しました」

「右之通り幾久敷芽出度受納仕り候」というような文の後に日付け、こちらの名前、相手の名前を書き込みます。

日は目録と同様、吉日とします。

目録、受書ともに書き込みがすんだら、たたんでもう一枚の奉書紙に包みます。


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このページは、-が2016年7月 1日 15:22に書いたブログ記事です。

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