2018年5月アーカイブ

見合いの仲人をするときのポイント その1の続きです。

(3)ころあいを見て二人だけになるチャンスをつくる。ころあいを見はからって二人だけになるチャンスを。

「若いかた同士、そのへんを歩いてきてはどうですか」と二人を送り出すのもよいし、「私はそろそろ失礼いたしますので、あとは二人でごゆっくり」と席をはずしてもよい。

付添人がいればともに退席。

付添人には、「本日はご苦労様でした。よろしくお願いします」というように声をかけ、お開きとする。

二人が出かけたあと、付添人と長話をするのはタブー。

■合意でも、それはこのときは伝えない。

結果はあらためて正式に知らせるようにする。

双方が交際を望む形になったちそれを知らせ、交際をスタートさせることになる。

最初のデートのみ仲人が取り持ち、二回目から当人同士に任せるのが一般的。

しかし、最近は「どうぞお二人で連絡を取り合ってください」といって本人たちに任せることが多くなっている。

■双方から断りの返事があったときは、速やかに「私どもがいたりませんため、ご縁がなかったようです。お気持ちは、先方によく伝えておきました」という程度の伝え方にする。

先方も断ってきたということは知らせない。

■仲介者として困るのは、一方が乗り気で、相手方が断ってきたケース。

こんなとき、一方が乗り気だからといって相手にムリじいしたり、返事をいたずらに引き延ばさないこと。

断りの伝達はつらいが、一週間も十日も説得にかけて、相手への返事を延ばしては失礼になる。

また、相手を傷つけるような断りの理由は口にしないこと。

ただし、直接、本人または両親に会って断りの理由は確かめておくこと。

次の縁談を世話するときの参考になるはず。

また、破談のときは必ず、双方から預かった写真と書類を返してもらうようにする。


見合いの席での仲人の大きな役割はくつろげる雰囲気をつくりだすこと、話題をさりげなくリードしていくこと。

また、後日の参考になるよう、二人の様子をよく観察することにポイントをおいて進行を。

(1)全員そろったら紹介からスタート
「では、皆様おそろいですので、私からご紹介させていただきましょう。こちらが、先日お話ししました○○さんです」と切り出し、付添人がいる場合は、「お隣がお母さまです」というぐあいに続ける。

紹介の順序は、男性側、女性側の順とされるが、先に席に着いたほうを先に紹介してもいい。

その場で自然に流れるほうを選びたい。

形式ばったあいさつでなく、その場の緊張をほぐすものでありたい。

「今日はお見合いということですが、昨今はかなりざっくばらんとうかがっております。私もお友だちを一人ご紹介できればという軽い気持ちでおりますので、どうぞお気楽に」という程度。

続いて飲み物などをすすめ、ひと息入れてもらって様子をみるとよい。

(2)話題の提供、軌道修正も仲人の役目
あいさつのあと沈黙が続きそうだったり、話題がとぎれたときは、さりげなく話題を提供したい。

そのために、事前に預かった資料から、二人が興味を持つテーマを考えておくのがよい。

話がはずむようになったら、口を出さず、軽く相槌を打つ程度に。

2人に関係のない話題で付添人同士のおしゃべりが続いたら、軌道修正するのも仲人の役目。

ただし、仲人のしゃべりすぎはタブー。

引き立て役、司会役と心得て臨みたい。


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