加工型アパレルメーカーとは

加工型アパレルメーカー(下請けアパレルメーカー)は、卸商、大手メーカー、小売業などから、商品の企画、デザイン、パターン、指示書や資材、付属など、服作りに必要なすべてのものを供給してもらい、希望通りの商品を納入する。

すべての工程は作業指示にもとついて行う。

依頼する企業によっても作業指示が異なり、納品方法も違ってくることがある。

製品の代金は、量産工場的なので、工賃代金を受け取っている。

このようなアパレルメーカーは産地に多くあり、量をたくさん作るメーカーなどに多い。

また、このような産地アパレルでは、自分たちが企画、デザイン、服作りのすべてを行う場合がある。

大手アパレル、中堅アパレル、企画力のないアパレルなどが、それらの製品になったものを見て選び、織りネームなどは自社のものをつけてもらい、自社製品として受注する場合が少なくない。

これを製品売りといい、とりわけニット商品に多い。

アパレルメーカーには、普通、企画室があって、デザイナーやパタンナーがいる。

そこでは商品の企画やデザイン、パターン製作までの機能を持っている。

そして、素材となる布を自分で購入できる資金力がある。

さらには、大手アパレルなど資金のあるメーカーは、自社直営の量産縫製工場を持っている。

しかし普通は、量産縫製の場合、かなり多くのアパレルメーカーが下請けの縫製工場に出している。

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このページは、-が2014年9月18日 00:10に書いたブログ記事です。

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