◆再婚の際の挙式・披露宴 その2
形式にしても、招待客の顔ぶれにしても、こうでなければいけないということはなく、原則としては、初婚の場合と変わることはありません。
年齢や社会的地位、前婚解消の事情などによって、それぞれにふさわしい形にすればいいのです。
しかし、たとえ自分が再婚であり、あまり形式どおりの挙式を望まなくても、初婚の相手が、挙式・披露宴を、一般的な形で行いたいと希望することもあります。
当の本人はもちろんのこと、両親にしても、わが子の結婚には、大きな夢と期待を持っているものです。
自分の気持ちだけでなく、相手の希望や立場なども考え、二人の納得できるような形で行うことが肝心です。
初婚であれ再婚であれ、やはり結婚は、人生の大きな節目となる行事ですから、お互いに、その行事をどういう形で祝うのかは、大切な問題です。
一方的に自分の主張だけをするのではなく、相手の意見も十分に尊重し、これから共同生活を始めるのにふさわしい、スタートを切りたいものです。
◆復氏とは
婚姻によって氏を改めた妻あるいは夫は、離婚によって、旧姓に復することになります。
また、戸籍も夫婦の戸籍から除き、元の籍に戻るか、あるいは新しく作ります。