2019年2月アーカイブ

・食卓の配置のしかた
食堂の広さや形によって決まるわけですが、出入りの関係などを考慮し、客や給仕人の出入りに便利なように、そして、見た目にも美しくあるように配置することがたいせつです。

また、メーン・テーブルは、その日の主役である新郎新婦と、主賓のつくテーブルですから、その部屋の上座に設け、ほかの食卓のどの位置からも、主役の位置がよく見えるように配置することもたいせつです。

・食卓の配置が終わったら、その上に卓上の装飾
テーブル・クロースをかけ、60センチに一個の割合で椅子を配置します。

そして洋式宴会の場合は、いすの前に皿、ナプキン、ナイフ、フォーク、パン皿、グラス、タンブラーなどをセットし、薬味類やバターボールなどを随所に置き、さらに、主催者などの意向をきいて、随所に盛り花などを飾ります。

また、引き出物があるときは、あらかじめ、ふろしきなどに包んだ品物を、めいめいの卓上に置き、その上に席札を兼ねた名札を置いて、宴が果てたあと、各自に持ちかえってもあうのが普通です。



ホテルやレストランでおこなう場合は、食卓の配置や卓上の装飾などは、いっさい、会場側でととのえてくれますが、たとえば、会社の食堂などを利用して披露宴をおこなうような場合には、世話役の手で準備をととのえなくてはなりません。

そのようなときの参考に、食卓の配置のしかたや席次のきめかたなどについて、ひととおりしるしてみましょう。

・ホテルやレストランなどでの食卓の配置のしかた
では、〈きょうの宴会にはどれだけの大きさの食卓が必要か〉を決める場合、一人分に要する幅を60センチとして算出するといいます。

つまり、参会者が20人の宴会の場合は、一人あたり60センチとすると、12メートルですから、片側6メートルの食卓に向かいあわせに席を作ればよく、50人の宴会の場合は、30メートルですから、片側15メートルの食卓に向かいあわせに席を作るか、食堂の広さによっては、メーン・テーブルを片側6メートル(20人分)とし、それぞれ、片側3メートルずつ(10人分)の二の卓・三の卓・四の卓を作るか、あるいは、適当な長さの食卓をコの字型に並べるか、鍵の手に並べるかすればよいわけです。



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