2018年12月アーカイブ

・受付係 二名以上
受付係などは、だれにでもできるようなものですが、招待客が会場に来て最初に接するのが受付係ですから、気持ちよく会場にはいってもらうためには、人あたりがよく、だれにでも好感をもたれるような人に依頼することがたいせつです。

・案内係 二名以上
受付が待合室(控え室)に近いところにある場合は、案内係は必要ありませんが、受付から待合室までかなり離れており、しかも、同じ建物内でほかにも宴会があって、どこがこちらの待合室かわかりにくいようなときには、案内役を置く方がお客に対して親切です。

この案内係も、人あたりのよい人に依頼することがたいせつです。

・携帯品預かり係 二名以上
会場であるホテルやレストランにクローク・ルームがある場合は、招待客も、そこへ携帯品やオーバーなどを預かってもらうので、必要はありませんが、「携帯品預かり係」など、クローク・ルームのない公民館などで行なう場合は、適当なところに御携帯品預かり所をもうけ、そこに二名以上の係員をおく必要があります。

たいせつなお客さまの物を預かるのですから、盗難にあったりしないよう、注意力のある人に依頼するようにします。

■世話役は一時間前に会場へ
当日の世話役を頼まれた人たちは招待状にしるされた集合時刻の一時間くらい前から会場に来て、準備にかからなければなりません。


さて、ホテルや結婚会館などの式場で挙式をあげたあと、ひきつづき、同じ建物内の宴会場で〈結婚披露宴〉をもよおす場合は、挙式をあげているあいだに、宴会場のほうで、会場の準備や来賓の受付・接待などもはじめなければなりません。

しかし、家族や親戚などは、挙式に出なければならないので、とても、そちらには手がまわりません。

それで、新郎新婦の先輩や友人、後輩、あるいは、両家の親戚や知人に世話役を頼んで、会場の準備や来賓の受付接待などにあたってもらうことになります。

では、世話役は何人ぐらい必要か

世話役の役割といえば、招待客の人数にもよりますが、五十名前後の場合で、六?七人から、十人ぐらいに次のような役割を分担してもらうのが普通です。

・幹事役 一名
幹事役には、家族に代わって、披露宴の準備から、その進行、そして、あとしまつまでやってもらうわけですから、披露宴の規模から、来賓の席次、披露宴の進め方まで、家族同様にのみこんでいてもらわなければなりません。

それで、幹事役には、平素がら家族同様につきあっている人か身内のもので、この種の行事のしきたりに通じた人を依頼するようにします。

・司会役 一、二名
司会役には披露宴の司会をやってもらうのですが、来賓の人数の少ないときなどは、幹事役に兼任してもらってもよいでしょう。

司会役は、来賓などのテーブル・スピーチの司会をやってもらうわけですから、頭がよくて、弁舌の立つ人に依頼するようにします。



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