2017年12月アーカイブ

◆変わった婚礼衣装
クラシック趣味から平安朝時代の貴族の礼装だった男の衣冠束帯(いかんそくたい)、女の十二単衣が結婚衣装に着用されるようになりました。

こういった変わった婚礼衣装を貸し出してくれるところもあります。

サイズさえ合えばミセスのお友だちから借りるのもひとつの方法です。

ヘッドドレスだけ借りるのもよいでしょう。

貸してもらえるときはサイズなど合わせてみた上で、挙式の二?三日前に、こちらからお借りに伺うのが礼儀です。

使用後はよく点検し、ドレスはドライクリーニングをして、シミなどをつけてしまったらシミ抜きに出した上でお返しにあがります。

お礼は、貸し衣装料金の半額ぐらいが適当でしょう。

和服の場合は衿、裾などの汚れをベンジンで拭き取り、紋の部分には和紙をきちんと当ててお返しします。


◆花婿の紋服姿の常識
神前結婚式で、打掛姿の花嫁にモーニングの花婿ではつりあわないというので、最近は紋服姿で挙式する新郎がふえてきました。

しかし、ふだん着つけていない紋服が似合わない新郎も多いので、やはり自分の体型や顔形に似合う式服を選んだほうがよいでしょう。

とくに背があまり高くない新郎は、文金高島田で背丈の高く見える花嫁より低く見えて貧弱な印象を与えますから、むしろモーニング姿のほうがつりあうともいえます。

花婿の紋服姿は、紋付羽織と長着(黒羽二重の染め抜き五つ紋、夏は白か紺)、下着(白、鼠色を重ねる)、長襦袢(白または下着と同色、半衿は鼠色)、帯(角帯、紋織が正式)、袴(仙台平、色は茶、鼠、紺の縞)、羽織紐(白の組紐)、足袋(白)、草履(畳表、黒鼻緒)、白扇で一式となります。

紋服は多くの場合、貸し衣装を利用しますが紋は家紋に替えない人が多く、とくに頼めば「はり紋」で自分の家紋をつけてくれます。

看護師 結婚

衣装選びのポイント

衣装選びのポイントはつぎのような点です。

(1)    衣装部の係や店の人の意見をすなおに聞く
彼らは、花嫁姿を見慣れていて、効果のあった柄や着ばえしなかった柄をよく心得ており、その女性のタイプに合う品をすすめてくれる。

(2)    予算は多少控えめにいう
十万円の打掛を予定しているときも九万円ぐらいといって、そのへんの品から見せてもらう。

(3)    和服は着ばえのする柄を選ぶ
振袖は大きな模様が右肩、右腕、右後ろ袖、膝にくるように。

打掛の裾引きの長さは顔の長さの1.2倍の寸法より長いものを。

背の高い人は裾引きが短くなりがちで花嫁姿らしく見えないから打掛の長さに注意。

(4)    ドレスはサイズの合った品を選ぶ
必ず試し着をしてピッタリした品を選ばないと、いかにも貸し衣装のドレスらしく見えて着ばえがしない。

(5)    気に入った品が見つかるまで、遠慮せずに試し着をしてきめる
どうしても気に入った品のないときは出直すくらいの慎重さがたいせつ。

品選びのときにはよく注意して、つぎのような品を避けねばなりません。

変色、よごれ、いたみのある品、値札の古びている品、たもとにゴミのたまっている品、おしろいの匂いがしみ込んでいたり、ベニのしみのついている品、褄をとるために上前がよごれている品、裾ふきのよごれている品。

また袋帯を選ぶときには、折り山をさわってみていたんでいたり、刺繍のほつれているものはやめます。

絹ものは古くなった品は黄ばんでいたり、よごれているので、純白のハンカチを持っていって見くらべればひと目で見分けられます。

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