2016年8月アーカイブ

結納について

結納は儀式なので、日常のあいさつはしない 仲人がそれぞれの家に着いたとき、時候のあいさつなどは必要ありません。

本人と父親、母親は玄関まで仲人を出迎え、床の間に案内します。

仲人は結納の口上を述べて、結納品を納めます。

女性宅、男性宅では本来なら口上は本人が述べるべきですが、父親がかわりにいうことが多いようです。

床の間では座ぶとんは、使用しないのが正式ですが、最近では使用することもあります。

また、この日、仲人は一日のうちに両家を一・五往復もしなければならず、とても忙しいので、手際よく進めることが大切です。


緑茶ではなく桜湯、昆布茶、葛湯などを用意する お茶は「茶をひく」とか「茶を濁す」といわれて、結納にかぎらずおめでたい席にはふさわしくないとされています。


結納の儀式が終わってのち、改めてお茶を出すときには緑茶でかまいません。


祝い膳は折詰や「酒肴料」などに代えてもよい 結納の日には祝い膳を用意します。



仲人に「本日はどうもありがとうございました。

ささやかではございますが、酒肴の用意がございますのでおくつろぎください」といって出します。

祝い膳は尾頭つきの焼きもの、ハマグリの潮汁、刺身、赤飯など決まった献立がありますが、お寿司と吸いものなどでもよいでしょう。

中高年

親族書はおじ、おばまで

親族書は同居していない祖父母、結婚して同居していない兄弟姉妹、その配偶者、それに伯(叔)父と伯(叔)母およびその配偶者を父方と母方に分けて書きます。

いとこや甥、姪は書き入れないのが普通です。

結婚したらなにかと付き合いも出てくるでしょうから、住所や職業など書き込んでもよいでしょう。

どこまで書くかは、あらかじめ双方で打ち合わせをして、だいたいのバランスがとれるようにしておきます。

家族書・親族書は一枚の紙に続けて書くこともあります。

また、親族書が一枚に納まらなければ二枚にしてもよいのです。

書き上がったら金銀の水引きなどできれいにとじ、三つにたたんで上包みをかけます。

上書きは「家族書・親族書」または「寿」です。

家族書と親族書はまとめて上包みをかけてかまいません。

水引きはかけないでそのままにします。

家族書・親族書は結納品とは別のものなので、祝い台にはのせずに、片木盆にのせて持参します。



モデル 結婚

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