2016年3月アーカイブ

家庭での結婚式

■伝統を重んじる結婚式
古式の結婚式は、ふつう家庭の中でおこなわれます。

最近は家庭での結婚式は都会ではほとんど見られなくなりましたが、地方の旧家などでは古式にのっとり、伝統を重んじた結婚式があげられているのです。

この場合は、新郎宅か媒灼人宅を選ぶのが一般的です。

進行係には、よほど事情のわかった、場なれした人になってもらいましょう。

さもないと式がスムーズに運びません。

現在、もっとも一般的に行なわれている次第に従って説明していきます。

昔からの細かい作法やその地方の特別のしきたりなどについては、媒灼人の方々にお聞きして、よく心得ておいてください。

■式場の準備
さて、準備として、まず家の内外をきちんと清掃しましょう。

玄関には、根引松に菊(蘭)をあしらった盛花を用意します。

床の間の掛軸は、鶴亀か、翁の福ならなによりですが、日の出や蓬莱山や松竹梅といったものでもよいでしょう。

生花は、相生の松が本式ですが、今では色の変わらない常緑木ならなんでも用いられています。

これに、実のついている山千両とか、万両のようなものをあしらいます。

これも手に入らなければ、菊でもよいでしょう。

床の中央には、盃台と銚子を置きます。

人前結婚式の様式

人前結婚式では、司式者が銚子を持ち、助手が三方をささげて新郎・新婦の前に進み、夫婦契りの杯をかわします。

これが誓杯です。

正月の屠蘇具を用いてもよいでしょう。

親族、友人の前で誓い合う
終ると、新郎は誓いのことばを朗読します。

「私ども二人は、ここに結婚式をあげます。

広い世の中にただ一人の終生の伴侶として選ばれましたことをまことに幸福に思います。

きょうから心を一つにし、助け合い、深い理解と愛情と誠実とをもって、夫婦の生活をいとなむことを誓います。

お互いの本質的平等を基としたわたしたちの家庭が、社会のよき一単位をっくり、それがひいては人類の発展に寄与するよう努力します。

右誓約いたします己1これは東京、新宿の生活館に用意された誓いのことばですが、二人で独創的なものを作って読みあげるのがもっともよいでしょう。

■指輪交換と乾杯
指輪の交換をするならば、このときです。

他の結婚式の場合と同様に行ないます。

そして、参列者唱同起立して乾杯です。

新郎・新婦がふだんもっともお世話になっている上役とか恩師に音頭をとっていただきましょう。

■あいさつ
司式者、媒灼人からお祝いのあいさつがあって、式を終わり、披露宴に入ります。
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