オーナーデザイナーと企業デザイナー

モデルのファッションデザイナーには、自分の資金でやっているデザイナーと自分で資金を出さないデザイナーがいる。

この違いはきわめて大きい。

一般的に、オーナーデザイナーと呼ばれるデザイナーは、自分の資金でファッションメーカーを作り、物作りから販売や経営までこなしている人をさす。

もちろん企業として規模は大きく広げているメーカー、計画的にあまり規模を広げないメーカー、伸び悩みのメーカーなどさまざまある。

デザイナーが自己資金でファッションメーカーを作り、維持していくことは大変なことである。

一つのメーカーを作るために必要な資金は何千万円とも、何億円ともいわれている。

資金が多いと、素材や縫製といった物作りの基本となるところに十分お金をかけられ、資金がなければそれができない。

資金の多い少ないが服の完成度にまで影響してくるのである。

自らの資金でメーカーを運営しているオーナーデザイナーには、春夏と秋冬の年二回ファッションショーを行い、コレクションを発表している人が多い。

彼らの服は普通、デザイナーブランドと呼ばれている。

物作りをするデザイナーにとっての理想は、小さいブランドでもよいから、自分の意見を通した、作りたい服を作ることではないだろうか。

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このブログ記事について

このページは、-が2014年2月24日 22:15に書いたブログ記事です。

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