2013年12月アーカイブ

グレース・ケリーの写真集の中で、モデルに人気の高い写真がある。

白を基調にした清潔感のある部屋で、子供と一緒のグレース・ケリーを写したものだ。

大きなウエーブがかかった髪をアップスタイルに整え、シャネルのものと思われる白っぽいワンピースを着ている。

四連のパールを手首に巻き、耳にもパールのイヤリング。

彼女に寄り添う娘の髪の毛を結い上げている。

出かける前の身支度をしているところだろうか。

そこには、ていねいに暮らしている人の持つ端正な美しさが写っているように思う。

その美しさをエレガンスと呼ぶのではないだろうか。

金曜日、大好きな彼と過ごす時間、「エレガントな女」を意識してみてほしい。

ていねいに身支度を整えて待ち合わせの場所に現れたあなたの姿に、彼は自分と過ごす時間を大事に思ってくれていることを感じるだろう。

エレガントなメイクとはどのようなメイクか。

これは案外、難しい。

「シャープな女」や「モードな女」のように、ポイントを押さえれば、それ風に仕上がるというわけにはいかないのだから。

基本に忠実なメイク、という表現が一番わかりやすいだろうか。

肌のくすみなど、カバーするべきところはカバーして、まずきちんとした肌をつくる。

ファンデーションはリキッドファンデーションなら、塗ったあとに必ずスポンジでパッティングする。

モードな時代といえば、1960年代の後半。

クラシカルなおしゃれ観から一気に自由な感覚を取り入れようとした時代。

おしゃれを楽しもうとする心意気が女性たちを弾ませ、新しい「きれい」を生み出したように思う。

新鮮な空気を取り込み、人をワクワクさせる力がモードにはある。

時代の流れとともに変わっていくものだからこそ、女性を立ち止まらせない。

ただ流行に追いつくことに必死になってしまうとモードに振り回されることになる。

振り回されるのではなく、流行のエッセンスを上手に選び取るのが「モードな女」。

保守的な男性のいぶかる目なんて気にしない。

おしゃれな女友達と、ニューオープンのレストランに行くなんていう木曜日は、モードな女を楽しむには持ってこいだ。

ところで、メイクのモードもファッションと同様にめまぐるしく変わる。

明るく見せたい部分に使う八イライトシャドウはパール入りを。

目頭の先端をくの字に囲むようにシャドウを塗る。

パールホワイトのペンシルで描いた場合は、アウトラインを綿棒で軽くぼかしてなじませる。

パール感のあるグレイッシュモーヴの口紅を、スティックで直接塗る。

自分の唇の形に合わせて曲線を描くように。

そのあとで上唇の山の部分の輪郭にシルバーパールをプラスする。

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